思想で勝負する

2016.10.22.Sat.23:54
共産党は名前を変えればもっと票が伸びるという人がいるが、私の考えは逆である。共産党という名前が、一定の支持を得るのである。「ケンポーをまもろー」という絶対に変えないジングルも持つ。"セブンイレブンいい気分"である。だいたい政党名はブランド・アイデンティティの源泉なので、日本のこころ党みたいに、みだりやたらと変えるものではない。

共産党は、どんなに間違っていても一定の支持層がいる。戦前の宮本リンチ事件、ソ連の東欧諸国弾圧の全面支持、北朝鮮(デモクラティック・コリア)への集団帰還事業支援、ソ連機密費受領など致命的な間違いを上げたらきりがない。

でもこのような致命的な間違いも、支持者の間ではあまり問題とはなっていない。共産党支持者は、政策ではなくその思想にしびれているからである。共産党支持者にとって共産主義には夢と希望がある。共産主義は強弱で言うと強い思想である。

一方保守主義はどうだろうか。昔、中川八洋の本などを読んで保守思想の勉強をしたが、思想の強弱で言うと、理屈っぽくて弱い思想である。保守思想の本場イギリスも共産主義にやられて衰退してしまった。保守主義は共産主義ほど大衆魅了力がないのである。

それに真正保守と似非保守の区別なんてできない。最近は蓮舫も自分は保守主義者であると言っているが、これに対して保守主義者達は素人にもわかるような上手な反論ができない。

もっと大衆にわかりやすい思想がある。それが民族主義である。第一段階は他民族を友好民族と敵性民族、中立民族に区分する。それから第二段階以降を考える。蓮舫も自分は日本民族主義者とは言わないだろう。民族主義が正しくて強い思想なのである。

インフレにできるものなのか

2016.10.16.Sun.21:55
政府と日銀の異次元緩和による消費者物価上昇率2%の目標というのは、今のところ達成できるような状況にはなっていない。今後日銀は、量から金利へと大きく緩和政策の軸を転換させるそうだが、そもそも今の時代に人為的にインフレにすることなどできるのだろうか。

一昔前までは物不足の時代である。人類の歴史の大半は物不足の時代であった。だからお金よりも物に価値があり、通貨供給量が増えるとすぐインフレになってしまった。

現在は生産力過剰の時代である。売れるものはすぐに大量生産して、値下げ競争になってしまう。

物を所有するには限度がある。使わない車を何十台も持っていてもしょうがない。
一方お金はどんなに持っていても、困らない。

為替相場による輸入価格の上下や、数字のあやで物価が多少上昇することもあるかもしれないが、どんなに金融緩和しても、生産力過剰の状態が変わらないのなら、畢竟インフレにならないのではないのか。

問題を解決する

2016.10.10.Mon.23:20
昔、各種創造技法を勉強した時期がある。どれもこれも当たり前のことばかり書いているのだが、それでも今の自分に役に立っている部分はある。たとえば会議や打ち合わせ、雑談などで、頓珍漢なことをいう人がいるが、私はそんな人を初めから頭ごなしに批判などしない。そんなことをしていたら、発想のキャッチボールができる人をどんどん失ってしまう。発想は質より量である。初めは正解にこだわらない。知らないことに出くわしても知っていることから類推する。自分の専門分野以外にも興味を持つ。

マーフィー本に、潜在意識が問題解決のヒントになる話がよく出てくる。夢は潜在意識を視覚化したものだという。「宝島」を書いた小説家のスティーヴンソンは、眠る前に潜在意識に暗示をかけていたそうだ。潜在意識に自分が眠っている間に物語を展開するように頼んでおき、夢の中に展開されたことを、目が覚めてから文字にしたのだという。

この方法を試してみたが、私の場合は夢では問題解決のヒントは得られなかった。代わりに私がよくやるのは、夜に問題点を整理して、いったん忘れて寝てしまうことである。そうすると朝、顔を洗っているときとか、通勤途中とかに、解決策が閃くことがよくある。

本当に朝閃く。閃くといったらオーバーかもしれないが、混乱時に気付かないことに、朝気が付く。

ちなみにお酒を飲んでも何も解決しない。ただ現実逃避をしているだけである。

少数意見を通す方法

2016.10.02.Sun.21:22
行動科学によると、次の3つの条件を満たすときに、少数意見が影響力を持つのだという。

1.少数派内部で意見が一致している。
2.その少数派が独断的であるとは多数派から思われていない。
3.社会的な趨勢が少数派の主張に有利に働く。

まるで日本共産党の活動方針のようである。日本共産党は、どんなに間違っていようが赤旗の思想で一枚岩だし、主要マスコミからも擁護されておりその主張は必ず記事にも反映される。そして自分たちに有利な事件が起きるのを執念深く待つ。

民族主義勢力は、自分たちの勢力、影響力拡大のためにも、もっと人間の心理面を研究したほうがいい。
1.民族主義者同士で乱れない。特に政策面で激しく対立してはいけない。
2.民族主義者の意見には耳を貸さないような状況を作ってはいけない。民族主義との共通性が認められる保守主義者などの多数派とのパイプを作っておく。
3.時流を待つ。民族主義は正しいのだから、必ず事件、事故で有利な状況が訪れる。